「ずきずき」「しくしく」と痛み出すと気になってたまらないのが歯の痛み…夜中に痛み出そうものなら、耐えつつ朝まで我慢するのは相当につらいものです。こうならないために、虫歯や歯周病といった歯のトラブルを事前に予防することも当然必要なのですが、それ以上に重要なのは、どんな歯科を選び、どのような治療選択をするのか、ということに最も関わる歯科選びに尽きると言ってもいいのではないでしょうか？しかし、どのような基準で歯医者を選べばよいのかは、ただ待っているだけでは誰も教えてくれません。「近いから行ってみたけど、辛く粗い治療をされてしまった！」とか「数回しか通ってないのに高額な治療費がかかってしまった！」とかいう声をインターネットでよく目にすることがあると思います。それは、良い歯医者選び自体に明確な基準がないからであり、そのために快適な治療が受けられていない人が多い！という事を表しているようです。このような中で、一体どのようなことを基準にしてもっともよい歯医者を選ぶべきなのか、ここでまとめていきたいと考えています。例えば、あなたが歯に何らかの病をかかえたとして、新しい歯科に行くとことになったとして、どのように歯科を選ぶのでしょうか？最近では、インターネットの口コミがかなりの力を持っており、それ専用のサイトも登場する事態になるなど、インターネットで見かけた口コミに従って見に行く人も多いようですが、実態をいってしまえば、その広告自体すら、いわば歯科が発注してかけた広告である、というような場合すらもあるようで、広告会社に歯科医院が発注をかけてマーケティングをお願いしているという実態もあるようですね。

歯科選びの注意点

そのような巧みで巧妙な罠に引っかかってしまうと、知らず知らずの内に口コミの評価が良いだけで、実がともなっていない歯医者にいかされてしまい、質の良い善良な歯医者に行くことは非常に難しくなってしまうかもしれません。これも昔からのイメージですが、歯医者といえば「とにかく何度も長く通わなければならない」とか「毎度毎度の治療が痛くてつらい」とか「削る際の音が甲高く恐ろしいからいやだ」といったようなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、ここ数年は、歯学的進歩がもたらした結果によって、最近では新しい治療法などの開発もあり、このようなデメリットも少なくなってきていると聞いたことがあります。確かに、せっかく何度も通って、何度もお金を払っていくからには、なるべく痛みが抑えられて、なおかつ削る音も抑えられていて、そして短い期間で完璧に治療が終えられたら患者としては相当に嬉しいものでしょう。ちなみに、歯医者の中には大きく分けて、二パターンの医者がおり、そのひとつはとにかく削って治す、というタイプの歯科医がいます。このようなタイプの歯科医は、割と短期患者に通ってもらって、大き目に削って埋めることで治療を終わらせるため、必要以上に大きな穴が歯の中に開いてしまったりすることもあるようです。二つ目のタイプとしてあげられるのは、とにかくどんな治療も慎重に行っていくタイプの歯科医です。今、あなたに生えている固有の歯を、削らぬよう抜かぬように、なるべく活かしながら兎にも角にも慎重に治療を進めていく先生もおり、このようなタイプの病院ですと、治療が１か月2か月とかかってしまうことも、よくあるようですが仕方ないでしょう。